経済学者の森永卓郎さんが、2023年12月にすい臓がんの「ステージ4」であることを公表しました。余命二カ月。すい臓がんと言えば癌の王様です。一般的には膵尾部癌の方が、膵頭部癌より発見が遅れるようです。抗癌剤を試したところ副作用がひどく、「このまま死ぬだろうか」と思われたようです。普通なら抗癌剤は、もう使用しないか、減量して副作用が出ないくらいにして使用を続けるかです。使用しても抗癌剤だけなら癌細胞を小さくするだけ(癌細胞を減らすだけ。幹細胞には効果なし)で現在の抗癌剤では、根治は難しいでしょう。分子標的治療薬もありますが、膵臓がんには効果があまりありません。すい臓癌の原因としては、糖尿病、肥満、飲酒、喫煙。また、慢性膵炎、膵管内乳頭粘液性腫瘍の既往を持つ人が考えられます。当方では慢性膵炎や糖尿病に漢方薬・鍼灸治療で効果を上げています。
〇慢性膵炎は、西洋医学では根本的な治療方法がなく進行してから対症療法があるだけです。慢性膵炎の代償期なら根治も可能ですし、進行した状態で来られても進行を遅らせることはできると思います。
〇糖尿病も西洋医学では、食事療法と運動療法で根治を目指すだけで飲み薬やインシュリンの注射では、血糖をコントロールするだけで根本治療にはなりません。漢方薬・鍼灸治療では私共では今のところ100%の方が良くなられています。
膵臓がんに対しても漢方薬・鍼灸治療はできますが、森永さんのような状態では延命が精いっぱいでよほどうまく行かない限り根治は、難しいと思います。膵臓がんになる前に漢方薬・鍼灸治療をお受けになることをお勧めします。