漢方薬と鍼灸治療で妊娠しやすい授かる体質に変え自然妊娠を目指そう(一緒に頑張りましょう)

<浜の宮和漢薬局・谷本伝統鍼灸院について>
谷本東洋医学研究所

和歌山県和歌山市にある「妊活難民の駆け込み寺」浜の宮和漢薬局・谷本伝統鍼灸院(谷本東洋医学研究所)では、中国五千年の歴史を持つ中医学(中薬と鍼灸)と室町時代に中国から日本に伝来し継承、発展してきた日本独自の各流派の漢方医学、鍼灸治療に近年、進歩のめだましい西洋医学の知識を理論、技術の根拠として妊娠しにくい体質や症状、病気を漢方薬・鍼灸治療・日常の養生法(生活リズムの改善、食養法など)等で妊娠する確率を高め、より自然に近い妊娠をめざします。また、日ごろの体調不良や生活習慣病、月経不順、子宮内膜症、多膿疱性卵巣症候群、高プロラクチン血症を治癒させ妊活などで疲れ切った身体を元気にし貴女に寄り添い妊活を応援します。

●師について研鑽した伝統医学に基づいた漢方薬・鍼灸治療

日本漢方の浅田流(森田漢方研究所を継承された柴田良治先生、細野流漢方)及び一貫堂医学(森道伯の弟子である矢数格先生について研鑽された中島随象先生、その弟子の松本克彦先生、山本巌先生、豊田一先生ら)、中医学に基づいた漢方治療。鍼灸治療は、日本の沢田流(清水千里先生)、日本経絡治療家および中国鍼灸家(昆健一郎先生・劉公望先生)に師事しました。
※中島随象先生、柴田良治先生(大阪北逓信病院の放射線科医師)、松本克彦先生(兵庫県立東洋医学研究所所長)、山本巌先生、豊田一先生は、西洋医学の医師でもあります。

●東洋医学の両輪である漢方薬・鍼灸治療を同時に提供できる治療所

漢方薬、鍼灸治療の両輪治療により単独では、治癒の難しかった不妊症も治療可能になりました。また、同じ治療所で行うため治療の方向性も違わず無駄がありません。治療の方向性が違うと効果がありません。

●治療技術へのこだわり

最高の臨床技術を目指して漢方薬・鍼灸治療・西洋医学の叡智を極め、個々の患者に最も適したオーダーメイドの漢方処方、鍼灸処方を導き出します。常に中国、日本の新しき学術論文、書籍を研究し臨床に取り入れております。
漢方薬も症状の軽い方は、簡便なエキス顆粒剤で。症状の重い方は、効き目を追求される方は煎じ薬をお勧めします。煎じ薬は、お値段も少し高く、煎じるという手間が必要ですが。
鍼灸治療も全く痛くなく、熱くない治療も可能ですが、効果を追求される方は、鍼は、たまに痛くて灸は少し熱い方が効果があります。

●心身一如

東洋医学の得意な分野でもある心と身体を不可分な物とみなし両者を総合的にみる全人的な医療を実践します。

●生薬・漢方エキス剤へのこだわり

甘草を炒っているところ

本格的な漢方と言えば、やはり煎じ薬です。厄介で難治の不妊症には欠かせません。一人一人の症状に合わせたピッタリの処方薬をお作りできます。生薬と言っても品質は、いろいろ。目利きする能力が必要です。生薬の貿易商に勤務した経験を基に高品質の生薬を使用しております。また、上記の画像のように必要な修治(生薬を炒ったりすること)も行っています。
※不妊症に欠かせない生薬を400種以上を常備しています。全ての生薬は、日本薬局方などに従って原植物の確認、理化学試験、重金属、ヒ素、残留硫黄の管理、経験的鑑別、残留農薬管理、微生物検査でクリアした物です。安全確保のため中国、台湾からの直輸入品は、一切使用しておりません。
※エキス顆粒もメーカーにこだわること無く日本のメーカーで効き目の確かなものを検証して多種、使用しております。

●鍼灸治療の鍼は、すべて高品質のディスポ鍼(エチレンオキサイドガスで消毒した使い捨て鍼)を使用。器具は、高圧蒸気滅菌器で消毒。

ディスポ鍼

●必要以上の経済負担をかけない

1)漢方薬の代金

余分なものは、売りつけたりいたしません。患者様と相談しながら必要なものを取捨選択いたします。ご都合やご予算があれば、おっしゃってください。漢方薬の代金は、エキス顆粒剤400円~。煎じ薬800円~。症状、病気、用量により価格は、異なります。
※また、煎じ薬と顆粒剤を合わせて使用することも有りますのでご了承ください。

2)鍼灸治療の代金

①初診料   1,000円
②治療代金  4,000円~

<このような方に漢方薬・鍼灸治療は、有効です>

(1)結婚して1年以上経過しても妊娠の兆候が見られない方
(2)年齢などを理由に自然妊娠をあきらめている方
(3)病院での不妊症治療に心身共に疲れ果てている方
(4)人工授精、体外受精、顕微授精などの不妊治療を長期間続けているのに、なかなか妊娠しない方
(5)現在受けている不妊治療に不安を抱いている方
(6)自然妊娠を目指し、これから妊活を始めたいと考えている方
(7)原因不明の不妊症と診断された方
(8)月経不順や無月経(排卵障害や無排卵)がある方
(9)二人目が、できない方
(10)男性の精子数、運動率、奇形率に異常がある方

出産に至るには、大きく分けて4つのステップが存在します。この4つのステップを通して不妊症の原因を説明します。

日本産婦人科学会では、かつては避妊することなく夫婦生活を二年継続して、赤ちゃんができなかった場合を不妊症と言いましたが、今は晩婚化などの影響もあり、早めに不妊治療を始めるきっかけになるようにと一年に定義を変更しました。

不妊症の原因は、男女双方にあり割合は半々です。特に最近は、環境ホルモン(化学物質)、紫外線、ストレス、喫煙、食生活、晩婚化をはじめ生活・自然環境の急速な変化などにより不妊症の方が増えています。そのうち約10%が機能性不妊であると言われています。

1)女性不妊症の原因
排卵因子(排卵障害)、卵管因子(閉塞、狭窄、癒着)、子宮因子(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形)、頸管因子(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常など)、免疫因子(抗精子抗体など)、原因不明不妊などがあります。このうち排卵因子、卵管因子に男性不妊因子を加えた3つは、頻度が高く不妊症の3大原因と言われています。

2)男性不妊症の原因
射精がうまく行かない場合(性機能障害)と射精される精液の中の精子の数や運動率が悪くなっている場合(精液性状低下)に分けられる後者は、軽度、中等度、高度及び無精子症に分けられます。男性不妊の約9割が造精機能障害でストレス、飲酒、喫煙、肥満、病気、薬物が影響して起こることがあります。ストレスは、性欲減退、精子数減少、精子の運動量低下などを引き起こします。喫煙は、精子数減少、質の低下、精子の運動量を下げます。お酒の飲み過ぎは、精子を作る力を下げます。精子は、熱に弱く、長時間、下半身を温めない方が良いです。精子数や運動率が減ったりします。また、自転車やバイクなどで下半身を圧迫すると血行が悪くなり体に十分な栄養が行きわたらなくなり精巣機能に影響を与えます。締め付け過ぎないように!

○Step1に問題がある場合

卵巣嚢腫や多膿疱性卵巣症候群などによる排卵障害や無月経が挙げられます。加齢と共に卵巣の状態が悪くなってしまうケースもここに当てはまります。

○Step2に問題がある場合

○Step3に問題がある場合 子宮内膜に根付く段階

受精卵が、子宮内膜に根付く段階です。子宮内膜は、「赤ちゃんを育てるためのベッド」と表現されています。ゆえに子宮内膜症、子宮腺筋症、チョコレート嚢腫などの持病があったり子宮内膜が薄い状態だとうまくベッドとして機能できなくなってしまいます。

○Step4に問題がある場合 妊娠した状態を維持する段階

妊娠した状態を維持する段階です。これがうまく行かない場合は、不育症(切迫流産・習慣性流産)となってしまいます。体外受精が、うまくいかない場合もここに当てはまります。

私共では、東洋医学独特の病理観、気血水理論や臓腑経絡学説などにより東洋医学的な診察、問診を行ない貴女・貴方の身体の異変を捉え、その判断を基に漢方薬・鍼灸治療を行ない妊娠できる体づくりを進めていきます。私共に来られる女性の年齢は、29歳から45歳くらいの方が多く、婦人科では35歳を超えると受診を拒否する病院もあることから40歳を超えてから相談に見える方が多いです。もちろん若いほど妊娠しやすいのは事実です。目標は、自然妊娠ですが、自然妊娠のハードルをクリアー出来なくても人工妊娠・体外受精を行ううえでも妊娠しやすい体づくりは、大切です。

①卵巣の状態を良くし、良い卵ができるようにすること。
②子宮の状態を調え、受精卵の着床能力を高める。子宮内膜をフカフカにし血流を良好にする。子宮内膜を一定の厚さまで持っていく。
③原因疾患つまり子宮内膜症、卵巣嚢腫、高プロラクチン血症、多膿疱性卵巣症候群、冷え症などがあれば治療する。

<男性側>

①精子の数を増やし、運動率を良くし形を良くする(奇形率を減らす)などの質の良い精子を作る。射精や勃起が出来ないなどの性機能障害を治療する。

○東洋医学の考えでは上記を達成するためには、臓腑では肝・脾・腎を調え、経絡では衝脈・任脈の流れを調え、気・血・水・精の不足や滞りを解消してバランスを調えることで達成されます。

精は、生命エネルギーの結晶のような存在であり、まさに妊娠の鍵といえます。精から気血も生まれるのでその充実は、特に重要です。精は、年齢と共に減少してしまうので加齢による不妊症、原因不明の不妊症、男性不妊症には精の減少が関係している事が多いので、その不足を補うことが不可欠です。

漢方薬は、以下の項目にも古来より使用されています。また、安全であり効果があります。

(1)妊娠悪阻

俗にいう「つわり」です。

(2)安胎

出産するまで妊娠を持続し途中で流早産をはじめ母子に異常が起きないようにします。つまり、習慣性流産や妊娠中毒の予防にも使用されます。妊娠浮腫、妊娠時の下痢、妊娠時の腹痛、妊娠時のめまい、立ちくらみ、心悸亢進など。

(3)切迫流産

(4)妊娠中の風邪

(5)微弱陣痛、難産、弛緩出血、過強陣痛の予防、逆子の治療

漢方薬・鍼灸治療は、以下の疾患にも特効があります。

(1)産褥熱

発熱、悪寒、下腹部痛、腰痛、膿性帯下などがあるとき

(2)産後の疾患や予防

遺残物排出障害、子宮復古不全、産後の腰痛、子宮脱、脱肛、便秘

(3)分娩後1年以上経過して発症した疾患に

慢性関節リウマチ、気管支喘息、蕁麻疹、精神異常、その他の難病

(4)乳汁分泌不全・乳腺炎・乳腺症

治療所名浜の宮和漢薬局・谷本伝統鍼灸院(谷本東洋医学研究所)
営業時間9:00~19:00(鍼灸は、12:00~14:00まで休み)
定休日日曜日・水曜日・祝祭日
住所〒641-0014和歌山県和歌山市毛見342-47、紀三井寺団地本通り、旧雇用促進事業団アパート(現ビレッジハウス)前
電話番号073-446-2374

(営業カレンダー)

診療時間
午前9:00~午後7:00

<アクセス>

●電車の場合

JR阪和線黒江駅を出て徒歩約1km、約15分で当薬局・治療所に到着します。駅を海南室山郵便局側(西側)に陸橋を降り、西方に向かって約400m程行くと信号に突き当たります。この信号を右折し、丘を下って西方に約500m程(途中、左にガソリンスタンド、右にコインランドリーがあり)歩くと信号があり、左折して100m、左側に当薬局・治療所があります。

●自動車の場合

紀三井寺駅、紀三井寺交差点から南に約5km(車で約10分)、海南駅から約4.1km(車で約10分)

〇和歌山市方面(北側)から来られる方は、紀三井寺交差点から国道42号線を南に約3km、新毛見トンネルの手前約200m左にスーパーオークワ紀三井寺店があり、そこをついて回り左折し信号に突き当たるまで進行、約3km紀三井寺団地本通り右側、信号の手前6件目にあります。治療所前方にビレッジハウス(旧雇用促進事業団アパート、6棟)が、あります。

〇海南方面(南側)から来られる方は、海南駅から370号線を和歌山市内方面に向かって走っていただき、海南郵便局、温山荘を通って新毛見トンネルを超えて約200m、右にスーパーオークワ紀三井寺店手前を右折し、信号に突き当たるまで直進すること約3km紀三井寺団地本通り右側、信号の手前6件目にあります。治療所前方に6棟のビレッジハウス(旧雇用促進事業団アパート)が、並んでいます。

※近くに紀三井寺公園(紀三井寺公園陸上競技場、野球場、庭球場)があります。
※駐車場:治療所の南側横3台、南側横の空き地に2台。

こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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